1. 浅草寺（せんそうじ）雷門～本堂：浅草のシンボル「大提灯」と歴史の重みを感じる

浅草寺は約1400年の歴史を持つ都内最古の寺院で、聖観音宗の総本山です。総門の雷門に吊るされた高さ約3.9mの大提灯は浅草のシンボル。1960年にパナソニック創業者・松下幸之助氏の寄進により再建されました。

雷門の大提灯底には精巧な龍の彫刻が施され、左右の風神雷神像の背面にも水を司る龍神が祀られています。境内の至る所にある龍のモチーフを探しながら散策すると、より深い歴史を感じることができます。

参道の仲見世通りの店が閉まった後の夜のライトアップは幻想的で、日中とは違った落ち着いた雰囲気を楽しめます。

アクセス：東武スカイツリーライン・銀座線・都営浅草線・つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩約5分

2. 仲見世通り：江戸情緒漂う日本最古級の商店街で下町の味覚と工芸品を楽しむ

雷門を抜けてすぐに現れる仲見世通りは約250mの参道に89店舗が軒を連ねる浅草を代表する商店街です。伝統的な和菓子、工芸品、民芸品のほか、食べ歩きにぴったりのスイーツ店が充実しています。

営業時間は各店舗によって異なりますが、概ね午前9時から夕方6時～7時頃まで開店しています。

3. 伝法院通り：江戸文化を感じる瓦屋根の街並みと洒落ことばの街灯を散策

仲見世通りの西側に位置する伝法院通りは約200m続く江戸情緒あふれるスポット。瓦屋根が並ぶ店先や、洒落ことばが描かれた地口行灯が見どころです。歌舞伎の人気キャラクター「白波五人男」や「鼠小僧」関連の装飾も楽しめます。

営業時間は店舗により異なりますが、午前9時半から夜8時頃まで開いている店が多いです。

4. スターの広場（浅草公会堂前）：昭和の大スターから現代まで有名人の手形が並ぶ名所

浅草公会堂の玄関前に広がる「スターの広場」では、美空ひばりさんをはじめ渡哲也さん、ビートたけしさん、樹木希林さんなど、多数の著名人の手形が展示されています。手形と自分の手を比べたり、手相を眺める楽しみも。毎年新しい手形が追加される注目スポットです。

アクセス：つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩約3分、東武スカイツリーライン・銀座線「浅草駅」徒歩約5分、都営浅草線「浅草駅」徒歩約7分

5. 新仲見世商店街（しんなか）：浅草最大のアーケード商店街でグルメと伝統小物を堪能

全長約380mの新仲見世商店街は浅草最大規模の商店街。108以上の店舗が軒を連ね、食べ歩きに最適な甘味やカフェ、伝統工芸品の店などバラエティ豊か。夜遅くまで営業している飲食店も多いので、夜の散策にもおすすめです。

営業時間は店舗ごとに異なり、朝9時半～11時頃から夜8時までのところが多いですが、店舗によって変動があります。

東京スカイツリー®｜地上634mの電波塔と多彩な商業施設が魅力の下町の新名所

浅草駅から電車で1駅の東京スカイツリーは、世界一高い電波塔として知られ、地上450mと350mに展望台を設置。首都圏を一望できる大パノラマビューが楽しめます。
また、足元の「東京ソラマチ®」には312店舗の専門店が軒を連ね、ジャパンスーベニアエリアやソラマチ商店街、フードマルシェなど多彩なショップが揃います。

「ソラマチダイニング スカイツリービュー」(30F・31F)では間近にスカイツリーを眺めながら食事ができ、記念日にも最適です。

周辺には「すみだ水族館」や「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」もあり、家族連れやカップルに人気のスポットです。

アクセス例：浅草駅から都営バス[都08]やスカイツリーシャトル®利用でスムーズに到着。徒歩は約20分、隅田川を眺めながらの散策もおすすめです。